馬券ドキュメンタリー

競馬を楽しみながらなるべく勝ちたい男の記録です。

買い目を絞るということ

■先週の反省 

エンジョイ勢になったとは言え、土曜日の馬券の買い方があまりにも酷かったので自戒の意味も込めて「買い目を絞る」ことの意味(というか個人的な解釈)を記しておこうと思います。念のため言っておくと、選んだ馬が悪かったという話ではなく(まぁ弱い馬もたくさん選んでたんですが)、あくまで「馬券の買い目」の話です。

 

まず大前提として、私は「買い目を絞る」というからには、三連単以外の買い方をしてる時点で本質的には矛盾していると考えています。

なぜなら、単勝~三連複までのすべての券種が三連単によって再現できる(※)以上、極限まで「実質的な買い目」を絞るためには三連単を買うしかないからです。

 

※単勝=三連単1着固定総流し、三連複=三連単BOX、っていうようなやつです。どっちのオッズが旨いとか、控除率が~というのはまた別の話です。

 

 ■「実質的な買い目」についての個人的解釈

「実質的な買い目」について16頭立てのレースで考えてみます。

仮に「こいつは勝つだろう」と思った馬が1頭いたとして、単勝を10000円買ったとします。

それはすなわち、三連単の買い目数で言うと210通り(1着固定総流し)をカバーした買い方ということになります。つまり単純に計算すると、一点あたり47.6円で210点の三連単を買っていることと同義となります。(何度も言うようですが合成オッズや控除率の差分については置いといて、買い目数だけで考えた話です)

 

つまり単勝1点買いというのは、実質的には買い目を絞っているわけではなく、「薄めている(低レート化している)」だけ、というのが私の考え方で、「それなら1着固定の三連単で実際の買い目を100点まで絞って10000円使ったほうがよくね?」という話です。

具体的に言うと、15頭への総流しから10頭への総流しに絞るだけで買い目は90点まで絞れるわけで、それは決して困難なこととは思いませんし、そうすればさすがに90点の合成オッズは単勝のオッズを上回ることのほうが多いはずです。(めんどいので検証はしてません。間違ってたらすいません。)

もちろん、勝つと思った馬以外の能力が判別不可能で、どれが2・3着にくるか全く予想できないなら単勝を買ったほうがいいと思いますが、現実的に考えてそんなことはほぼありえないと思います。(そもそも10000円も使えないから単勝買うしかねえんだよ!というツッコミについてはノーケアとさせてください…自分はそもそも4〜12点くらいまでは絞る前提ですので…)

 

少し強い言い方をすると、単勝を買うということは「2・3着を予想することの放棄」と「何が来てもいいという保険」の意味合いが強い、と私は考えているのです。(その他の買い方も同様)

そして、その予想の放棄と保険をかけることに対するデメリットは、的中時の払い戻し金が少ないという形でしっかりと反映されているわけです。

で、たぶん馬を見る目がある人たちは、そういった予想の放棄と保険のデメリットを加味しても勝てるんだと思います。

しかしながら、私は馬を見る目がない自覚があり、毎回ちょっとでも無駄を省いて、できるだけ払戻金を大きくするという「馬券的努力」をしないと、到底勝つことはできないとわかっているため、上記のような考えに至ったわけです。

 

要は、買い目を絞るということは「1~3着までちゃんと予想する」ということで、「3着以内なら固い」とか、「勝つと思うんだけど相手はわからんなぁ」とかいう曖昧な考えを極力捨てることです。

しかし、真面目に予想すればするほど当てたくなってしまうのが人間の性で、実質的な買い目を絞らず、馬連やワイドを少点数買うことに逃げたくなってしまいます。これがまさに先週の土曜。しかも結果として当たりもしないもいう酷いもんでした。

これではいかんと反省して、日曜日はしっかりと三連単だけを購入し、たまたまですが的中もあり、日の購入金額も土曜日より少なく済ませることができました。

 

私が養分にならずに馬券をエンジョイするためには、この「実質的な買い目を絞ること」が必須条件だと思っているので、今後もしっかり実践していきたいです。

 

結局うまくまとめてかけなかった…。

まあ自分で分かればとりあえずいいか…。

最後まで読んでくれた方がいたらありがとうございます&読みにくくてすいませんでした。